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さて、アメリカの大自然に触れる旅の目的地は、
デスバレー(死の谷)でした。
バラエティ番組ではありませんが、サンフランシスコに着いてから、行き先を聞いたので、
何にも用意していませんでした。アウトドア系の靴とか衣類とか・・・。
私は、山登りもしないのに、
昔から、1足だけ、トレッキングシューズみたいな靴を持っているので、
大変、悔しい思い・・・。こういう時こそ、あの靴だよなぁ・・・。
旅は、
「ところで、そこまで車で何時間かかるのかな?」
「うーん、8時間くらい。」
「 は? ・・・・・・・・・・。」
という感じでスタートいたしました。
走れども、走れども、同じ景色。
なんか、寂しい乾いた景色。
暗くなるころには、車もぐっと減り、
もはや、恐怖感すら覚えました。
「車が故障したら大変だよね。どうするのかね?」
「もう、大変だよ、そうんなことになったら。電話も使えないもん。」
「 は?・・・・・・・・。本当だ・・・。電波ないや・・・。」
ガス欠なんて事態にならぬよう、こまめに給油。
5時間位走ると、何にもなくて、真っ暗で、見えるのは、ヘッドライトで照らされた、車道のみ。
景色が、全く見えず、今、どんなところを走っているのか、
さっぱりわからなくなりました。闇に押しつぶされるような感覚というか、
とにかく、怖かったです。
そして、翌朝、広大な、盆地に驚愕。
昨夜は、こんなところを走ってきたのか~と、不思議な気分でした。
先に見える山々が、どれ位離れているのか、距離感が全くつかめません。
あまりにも遠くまで見えるので、ここに住んだら、視力が上がるだろうな、なんて思いました。
そして、早速、観光スポットへ。
まず、ゴールドキャニオン。

歩いても歩いても、先に見える山は遠い・・・。

普通、こんな履物でこのようなところには行かないですよね・・。
砂まみれになりました。
こちらは、バッドウォーター。

そして、バッドウォーターをダンテの頂上から見下ろす。

このバッドウォーターの名の由来は、
ゴールドラッシュの頃にこの地を訪れた、金鉱団たちの馬が、この水を飲まなかったことから、
「馬さえも飲まない悪い水」ということで、付けられたそうです。
かなり、しょっぱいようです。
ザブリスキーポイントでは、
中高年のツアーグループがランチタイムをとっていて、
和やかなムード。

私も、こんな老後を送りたいな、と、この非現実的な場所で、
妙に現実的なことが頭をよぎりました。

スターウォーズの撮影も行われたそうです。観てないですが、なんとなく納得。
こんなに生活感のないところは、生まれて初めてでした。
アメリカで最も広く、乾燥した国立公園であるデスバレー。
肌はカピカピで、砂っぽい空気のせいで、喉もカラカラ。
馬にも乗りました。

モンタナ出身の優しいロンさんの先導です。

砂埃にまみれながら、懸命にロンさんを追いました。
馬がこんなにリラックスしているのを初めて見ました。

しばらく眺めていると、ブヒーーーッと大音響のおならをかまされまして、
こちらまでニオイが来るかな・・、と嗅覚に神経を集中してみましたが、
来ませんでした(笑)。
その数日前に、おならに火をつけて、青い炎が15センチ位出た、という人間の話を聞いたばかりでしたので、
今の馬のおならなら、1メートルくらいの炎になって、点火した人が火傷をするな、などと、
馬鹿なことばかり考えていました。
というわけで、
とても楽しく大自然に触れられた旅でした。
これだけ、壮大なものを見て感じたのに、なんですが、
ハイライトは、やはり、馬のおならかな・・・(笑)。
余談ですが、日本で、出発数日前に、
私の携帯の液晶部分に細い筋が現れ、
ドコモショップに行くと、
「液晶が一部、破損してますね・・・。直りませんね・・。」
などと言われたんですが、
デスバレーに行ったら、直りました!
筋の原因は湿気だったようです。
恐るべしデスバレー。すごい乾燥力!